カットがうまくなるために大切な事とは??
こんにちは、マネージャーの大久保晶子です。
土日の技術トレーニング前に、しっかり手作りご飯を食べて腕を磨いております💪
この日のメニューは、
・ベーコンと野菜たっぷりスープ
・手羽元の甘辛煮
・冬瓜とオクラとミョウガのさっぱり煮
・だし巻き卵
・土鍋ご飯 です。
土曜日は、表参道店のトレーニング✂
カットがうまくなるために大切なことは、
・教えてもらう人の話を良く聞くこと(理解する)
・カットの軌道(主にロングスタイル)を想像できていること
・仕上がりから逆算して、頭の中で考えながらカットすること(建築と同じ)
この3つは、大切です。
1つ目は、聞いているようで聞いていないのが人間です。聞いているけど、頭の中で自分の聞きたいように聞いているか、聞きたくなくて聞いているフリをしていると、中々うまくなりません。
そして、これは結構聞いている風にそれぞれなってしまうのです。
言われるのが嫌な人が多いですし、言われても理解力が引くて中々理解できないということもあります。
まずは、自分がちゃんと聞いていないかもしれない!というところに立った人が、発見があるかと思います。
2番目の、カットの軌道を想像できるとは
例えば野球の素振りのように、この球がきたらこう打つ!と軌道を正確に振るようなものです。
髪の長さに対しての、レイヤーの角度をいれるイメージ。どう引き出したら、どの幅でレイヤーが入るのか?
イメージできていないで適当にカットしていると、自分のイメージしたスタイルは、一生切れません。顔周りのレイヤーのライン、軌道が見えているのと、適当にカットしているのでは、なんでこうしたの?と聞かれた時に理由を説明できる、できないがハッキリします。
3つ目は、仕上がりから逆算すること。
カットは建築に似ていると言われます。建物を立てるときには、必ず土台(基礎工事)をしてから柱を建てて屋根を作って壁を貼る。もし、屋根から作ろうと思ってもできないですし、土台が中途半端な状態で柱を建てても、グラグラしてしまいますよね。
カットて課題を作るときに大切なことは、土台であるベースカットは何を使うか?
そこからは建築と一緒です。1つづつのセクションの仕上がりから逆算してカットしていく。これがとても大事なんです。
今カットしているセクションが未完成(後でカットすればいいや)なのに次に行ってしまいがちですが、それが上達しない原因の一つです。
この3つができてから、いよいよデザインや似合わせの段階に入ります。
鏡を見ないで仕事している、手元しか見ていない、鏡見ているようで必要なところを見ていない、トレーニングではそんな場面をよく目にします。
私達の仕事は、その人の綺麗なところ可愛いところカッコイイところを、より良く引き出すためにデザインします。
その人をよく見ることは、大切です。
もし、デザインが苦手な場合は
やはり美術館で一流の絵画などを良く観て感性を養うこと。これは、とても大切なことです。
ファッション雑誌も観て、デザインの美しいものを吸収する。
なんだか、最初のうちはわからなくても
観る、感性を養う事をやっていくと良いなぁと思います。
本橋は、ドネーションするモデルさんのカット✂
バッサリカットして、グラデーションボブにしていました。
人生で1番短い!とモデルさん。似合っていて素敵でした。
店長の野口は、新たなシンプルなカットのやり方を伝授されていて、取り入れたらタイムが劇的に早く切れていました。
なんでもまずはやってみるって大切ですね。
中村と青木は、月末の試験の課題をトレーニング✂
前回より二人ともかなりレベルアップしていました。そして課題があるので頑張ってクリアして、合格して欲しいです。
鈴木はスタイリストになり、恵比寿のお客様をカットしているので、手際良くカットしていました。
ここから、よくモデルさんを見て意図的なカットができるよう、カットがうまくなるために大切なことを受け入れていくと、もっと早く上手くなると思います。
横浜元町店店長米山は、高校時代のお友達がカットモデルさんで来てくれました。
バッサリイメージチェンジさせていただき、似合っていて素敵です。
細かい自分のカットの癖も、また深くわかり
ここからまたレベルアップしていくでしょう。
みんなそれぞれレベルアップしていて素晴らしいです✨
そして、カットが上手くなるために大切なこと3つを、より自分の事だ!と受け入れて
トレーニングのときにも意識して見てもらうと、上手くなるスピードが増すので試していって欲しいです😊