身体のおもしろ豆知識🔍
こんにちは、マネージャーの大久保晶子です。
今日は、身体の仕組みで面白いなぁと思うことをいくつかご紹介しますね✨
1つ目は、消化管ホルモンのひとつの
「グレリン」について。
グレリンとは、胃から分泌される食欲を促すホルモンのこと。
グレリンは、空腹時に分泌が促進され、食物が胃に入ると分泌が止まります。
グレリンは、胃が空っぽで出る成長ホルモンのことで、水を飲んだだけでもグレリンは止まります。
ここでご飯を食べた時の満足度をあげる事ができる豆知識🔍
例えば、お昼ごはんの食べる時間がバラバラな人と、お昼ごはんは12:00から食べよう!と決めている人がいるとします。
その時、食べる時間を決めている人の方が、その前にグレリンが出て食べ物が入ってくるので、満足度が高いんです🍚
お昼ごはんのことを意識しないで、いきなり食べて、しかもTVや携帯や何かを見ながらの「ながら食べ」をすると、グレリンが出ないで食べるし、食べ物に集中しないため満足度が低く、しかもその後お昼ごはんだけでは物足りず、お菓子などもダラダラ食べてしまう傾向になりがちだということです。
なので、お昼ごはん〇〇時くらいに食べよう❗って楽しみにしている方が、グレリンがしっかりでて満足度が高くなるので、とっても良いってことですね🍴
ぜひ、日常生活で意識してみてください✨
2つ目は、「コレシストキニン」
コレシストキニンは、十二指腸や空腸から分泌されます。
空腸内に消化に時間がかかる食品(脂質など)が存在すると、胃の排出を止めて、しっかり消化する時間を作ります。
例えば、揚げ物や油の多い食事の後、しばらく時間が経っても満腹感や胃もたれを感じたことはありませんか?
これは、コレシストキニンが胃排出を止めているからなんです。
面白いなぁと思った話は、戦国時代にごま油などを大量に飲んでおき、胃の排出を止めておいてから、毒殺される可能性のある人物と対談して、出される食事を食べて(毒入り)、厠で南天の葉を食べて吐いて命拾いしていたという話があります。
戦国時代の騙し合いや裏切り。目の前で出された物を食べなくても殺されるし、食べても毒殺される状況って、今の感覚だとわからないですが😱
京都には、厠に南天の木が植えてあるそうなので、今度注意して見てみたいと思いました。