なぜ栄養学を美容学校で!?
こんにちは、マネージャーの大久保晶子です。
私と誠二さんが、一般社団法人 日本栄養コンシェルジュ協会の2ツ星コースを取得して
この春から、富山の美容学校へ栄養学の授業を担当しに毎月行くことになりました。
まだ、美容学校にはこの栄養学の授業はどこにもありません!栄養コンシェルジュ協会創設者の岩崎真宏先生を口説いて、なんと美容学生向けの教科書をこの度つくっていただいたんです👏👏👏
私が栄養コンシェルジュの2ツ星コースを受講したのが
2022年 11/27でした。
栄養コンシェルジュ協会創設者の岩崎真宏先生の授業で、資格を取得しました。
岩崎先生のやりたいこと「栄養で人と未来を輝かせる」ことと
私達がやりたいこと「美容を通して人がイキイキする」ことがベストマッチだ!と興奮して、そこから猛烈にアティーナ経営陣とミーティングできるよう、岩崎先生にお話していきました。
この人と仲良くなりたい!と思ったときの私の行動力と社交性は、誰にも負けません(笑)
岩崎先生は、本当にビジョンから生きていて行動し続けている方で、我々もそうだと自負しております。なので、この栄養学を美容学校や美容師の世界に拡げたい!という想いや、実際にアティーナのスタッフへのやっている事を知っていただき、交流を深めていきました。
そして、美容界の裏も表もご存知の大御所な方に、富山ビューティーカレッジへのお話をいただき、この春から美容学校へ初めて栄養学をさせていただくことになりました。
まずは、1年生へ15時間分のコマ数をいただきました。「プラクティス栄養学」
2年生は、「栄養実践管理士」の教科書ができる予定です。
今回は、1年生、2年生共に同じ教科書で
1年生が私担当、2年生が誠二さん担当させていただきます。
ここから、他の美容学校にも、美容師さん達にも拡げていきます💪
では、なぜに栄養学?美容師のための栄養って?という事を知っていただきたいです。
美容師さんは、過酷労働だと認識されています。
・お昼ごはん食べられないんでしょ?
・ずっと立ちっぱなしで大変でしょう?
・練習は、仕事終わってからやるんでしょ?
などなど、大変さを挙げたら沢山出てきそうです。
様々な不安が親御さんも、美容学生も、美容師にもあると思います。そんな時に役立つのが、栄養コンシェルジュ協会の栄養学だなぁと思いました。
アティーナに入社してくる若いスタッフが、虚弱体質な子が増えて来た時に、栄養の大切さを知りました。
私達が栄養コンシェルジュ協会と出会う前に働いていた若い男性スタッフがいました。
その子は、とても優しい気質でした。痩せていて、コーラを毎日飲んでいました。20歳で尿道結石で3回救急車に運ばれました。
手荒れも酷く、ターレスマイクロバブルで手荒れなおしてもらったりしていました。その子は、結局美容師を辞めてしまいましたが、最後に言っていたことが忘れられません。
「頑張りたいけど、頑張れない。」
栄養コンシェルジュになり、栄養学を学んだ今ならわかります。
彼には、栄養が足りていなかったんです。頑張りたい気持ちはあっても、3食食べているか?どんなものを食べているか?コーラを毎日飲むのは、身体にどんなリスクがあるか?何を食べたらコーラが飲みたくならないか?など、栄養学の観点から、お話していけます。
食べ物や飲み物に悪者はいない!という観点から、飲んだらダメ!ではなく、身体は食べたものでできていているよ、とか
頭皮や肌は14日かけて表皮として育ち角質になって、更に14日かけて角質は剥がれていくよ。つまり28日間で入れ替わるんだよ!
ということは、頭皮や肌の状態は1ヶ月の食事でできているね。
手荒れで痛い指先の角質も、食べ物で作られるから、どんなもので出来上がったら丈夫になるかな?
昨日何たべた?とかからお話していけます。
彼のようなスタッフを、元気な美容師にしてあげたい!まだ未熟で何も知識がなかった頃のこの事は、忘れまいと心に誓いました。
彼と似たようなスタッフが毎年入社してきます。
痩せていたり、肌が荒れていたり、内臓脂肪が多かったりと様々なスタッフが入社してきます。
まずは若い世代の美容学生さんが、栄養学を知り、その子たちが美容師として育っていってつくるお店は、きっと栄養の大切さをわかって美容師として雇うスタッフや、お客様へお話していけます。
そして、今美容師で活躍しているオーナーへこの栄養学も届けたい。こっちのほうが難しいかもしれないですが、自分の健康やお客様の健康、スタッフの健康に興味がある美容師さんは居ますし、伝え方だなと思います。
まずはアティーナのスタッフが証明してくれていること、栄養が足りている方が元気で働けて、気持ちも身体も強くなる!ということは、大変良かったことです。
ここから、お客様にお話できることを増やしていったり、他の美容師さんや美容学生さんにどんどん拡げられるよう、我々が頑張っていきます。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。