噛む回数によって、消化は変わるのか?!
こんにちは、マネージャーの大久保晶子です。
今日は、栄養コンシェルジュ協会の岩崎先生が、研究論文から、最新の面白い栄養学のお話をしてくれるので、ご紹介したいと思います。
今回は、「消化時間についての質問です。胃に入る食べ物の大きさによって消化時間、消化酵素の量等は変わってくるのでしょうか?咀嚼回数が少ない人と多い人での消化の差があるかどうか?」
という質問が出ました。
↑
今回の咀嚼回数や早食いの速度の研究論文自体少ないそうです。毎回岩崎先生は、Ⅰ〜Ⅵの論文からⅠ、Ⅱのクオリティで、何万とか何百という中から絞り込み、大体200以下から読み始めるそうです😱(論文のクオリティがあるそうです。いつもⅠとⅡのクオリティが高い論文から、授業に使っているそうです。)
早食いと、認知症や子供の成長に関する論文は多いそうです。
上記は何を言いたいかというと、
・30回噛んでも、食後の血糖に変化は無し。
・早食いは、メタボになりやすそう。摂取量が増えるのではないか?
・ゆっくり食べると、満腹ホルモンGLP1の分泌増やす
↑
上記では、唾液アミラーゼというデンプンを消化する酵素が含まれ、よく噛むと消化が良くなります。
ただし⑦にあるように、良く噛んでも小腸における吸収は変わっていないです。
早食いが良いわけではありません。早食いの方は、肥満が多いことも分かっており、生活習慣病になりやすいとデータでもでていますので。
良く噛んで、胃腸の負担も減らしていきましょう。
あとは、おまけで教わったことも面白いのでご紹介しますね。
上記は、2歳までで大人と同じ噛む速度になること。大人になって30回噛むと良いというのは、15回できちんと口の中の物をすり潰しているから。
赤ちゃんの頃は口から食べ物が漏れてしまっていたのが、なくなり
舌の中央の溝も深くなり、上手に口の中のものが混ざるようになる、顎も使って上手に噛めるようになる。
逆に、老人になると退化していくので、嚥下もしにくくなり、ヨダレもたれていきます。
↑こちらは、噛む力について。こう見ると、噛む力が弱い人もいます。大人になっても噛む力が弱いと、どうなるでしょう?
↑上記にあるように、硬いものは好まない傾向にあります。顎が疲れるから、硬い野菜などは食べたくないと、好き嫌いに関係するかもしれないですね。
彼は、小さい頃から野菜も良く食べます。フランスパンも良く噛んで食べますし、生野菜のサラダも好きです🥗
栄養コンシェルジュの私の話を、よーく聞いてくれますし、妹も食育に熱心で料理が丁寧で上手なので、好き嫌いなくなんでも食べていて良かったなぁと思います。
ちなみに、お母さんの作る豚汁が最高に好きなんだそう。豚汁と鮭とご飯が、1番好きだと言ってて、めちゃくちゃヘルシーだなぁと思いました。
成長期の子どもは、唐揚げとか豚肉や牛肉もたくさん食べて、骨を強く身長も伸ばしていくんだよ!とアドバイスしました(笑)
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊