CMにでてくる短鎖脂肪酸の誤解🪔
こんにちは、マネージャーの大久保晶子です。
今日は、私も大好きな綾瀬はるかさんがCMをしている「朝はタンサ〜♫」の短鎖脂肪酸についてお話していきますね。
まず、毎回お伝えしていますが、このブログでは
栄養コンシェルジュ協会の創設者の岩崎先生が、栄養コンシェルジュ受講者の方からの質問を取り上げ、レベルⅠとⅡの素晴らしい論文を80〜200読んでから、質問に答えてくださった事と、そこから感じたことをお伝えしますね。
今回の質問
「最近よくCMで流れているグリコ短鎖脂肪酸について(タレント綾瀬はるかさん)腸内環境を整えて痩せ菌を作ると謳っています。短鎖脂肪酸とは何ですか?本当に痩せるか、どういう仕組みなのか知りたいです。」
という質問です。
↑こちらは英語の論文です。
まず、短鎖脂肪酸は非常に小さく水に溶けやすいので、まず肝臓に入り小腸で簡単に吸収されます。
この実験は細胞でのもので、肝臓や筋肉などで短鎖脂肪酸が、脂肪燃焼しているというデーターです。
ただし、口から短鎖脂肪酸を取り入れると、すぐに小腸にいくので、油を摂取していてカロリーが増えます。
あくまでも実験は、細胞で実験した結果、肝臓などで脂肪燃焼してるねというデーターです。
なのでこちらの
↑こちらは、お尻から直接カテーテルで短鎖脂肪酸を注入したらというデーターです。
エネルギーの消費が、左のAと時間が経ったBでは特に差が無いこと。トータルでちょっとだけ代謝が上がったことを表しています。
↑なので、要点では
過体重などには、ほとんど減量効果は寄与しないと言っていますね。
私が栄養コンシェルジュで学んだ、長鎖脂肪酸、中鎖脂肪酸、短鎖脂肪酸は、長鎖脂肪酸は食べ物に含まれていて、摂取するとリンパ管に吸収されて心臓に入ります。
心臓は、ずっと持久運動しているので脂質がエネルギーになり1番必要なので心臓へいきます。もちろん脂質は大切なのですが、摂りすぎると上半身から太りますので、何事も適量が大切です。
ちなみに、お肉の脂や揚げ物など脂っこいものを摂りすぎると、上半身や二の腕や顎周りに脂肪がつきやすいです。
炭水化物や果糖(甘いもの、スナック菓子)を摂りすぎると、お腹周りに脂肪がつきます。
何を食べ過ぎているのか、体型によりわかりますのでバランスに気を付けて食事を楽しむのが、長く元気に美味しいものを食べていける秘訣ですね。
脱線しましてが、長鎖脂肪酸は食事からとり、心臓のエネルギーになる大切なものです。
では、中鎖脂肪酸は?例えばMCTオイルやココナッツオイルがあります。そして短鎖脂肪酸はSCTオイルなどがあります。
こちらの中鎖脂肪酸や短鎖脂肪酸は、リンパ管ではなく血液に吸収されて肝臓に入ります。
過剰摂取による、脂肪肝には注意しましょう❗
健康診断で脂肪肝といわれたら、油かけてサラダを食べていないか?
CMでやっているのに、健康どころか不健康になっては困るので、この誤解はみんなに知っていただきたいです。
中鎖脂肪酸や短鎖脂肪酸が必要な人は、虚弱な高齢者の方などです。ヨーグルトにオイルかけて食べると良いですね。
太れる才能のある方は、食品から摂取できているのでわざわざこれ以上摂らなくて大丈夫です👌
脂肪が気になる方は、ぜひベジタブルファーストをしてみてください。色々な野菜を摂取するほうが、遥かに脂肪燃焼に役立ちます🧅🥕🍅🍆
1日350グラムの野菜は、摂れていますか?
できたら、1食につき野菜の色が3色入っていると、野菜のもつ栄養素が色々あるので、脂肪燃焼やアンチエイジングや活性酸素除去にもなりますよ✨
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます😊