超加工食品の影響は!?
こんにちは、マネージャーの大久保晶子です。
今日は、栄養コンシェルジュの創設者の岩崎先生が
栄養コンシェルジュとして必ず知って欲しいこと2つの中の1つを、勉強会で詳しくお話してくれたことをテーマにします。
それは「超加工食品」についてです。
超加工食品については、研究論文が多くあり
健康被害のデータも沢山あるのですが、日本では全く話題になりません。そして日本人は健康被害の怖さを知らないので、超加工食品を食べることを選択し続けています。
知らないから仕方ない。
でも、知らないでいいのか?という憤りがあります。
では、超加工食品について沢山の研究論文から岩崎先生がお話してくれたことをお伝えしていきます。
まずは↑こちらでは、1900年代は鶏は焼き鳥など手作りの加工がされた物が販売されていました。なので新鮮な食物でした。
しかし、2000年代に入ると工場でパックされて長持ちする肉として、加工された物が多く製品化されていきました。これにより、長持ちするために用いられる添加物で人間への影響はどうなるか?を考える必要が出てきました。
↑こちらの表では何を伝えているかというと、まずは1、加工品として鶏肉をチキンナゲットにするのと、焼き鳥では同じことなのか?と警鐘しています。添加物が入ったサラダチキンやチキンナゲットは、もはや別物です。
そして2、マーガリンは昔身体に良いと言われていたが、マーガリンの脂肪酸が心血管疾患の原因になると証明された。マーガリンに害があるのは確実だが、今も多くの食品に安価なため使われています。
3は、家庭で調理する頻度が減り、安くて早く食べられるファストフードやケータリングが流行っている。そこでは、食品添加物が多量に使われています。
4では、食品流通があまりにも変化していることが問題とされている(国連で)
5は、八百屋さんや農家さんは広告なんて予算的に出せません。でも身体に良い食べ物を作っています。
しかし、企業で食品添加物たっぷりの製品は広告をバンバン打っています。それを見た消費者は、まるで身体に良いかのように思います。CMでアイドルが美味しそうに食べていたら、子どもも当たり前のように手軽な食べ物を選びます。
まずは、国連で「栄養10年」と2016〜2025年まで「栄養を持続可能な開発の中心に据えて取り組む」と決議されました。
しかし❗悪化しているのが現状なんです。
まずは、超加工食品ということを誰もが分かるように識別していこう!識別できるようにしよう!そして超加工食品が人に与える影響をみようとなっているんです。
↑こちらの「NOVA分類」は、焼き鳥とサラダチキンでは加工品としてカテゴリーが違うという分類をしているものです。詳しく以下てお話していきます。
↑こちらのグループ1は、未加工で素材そのもののことです。米や豆や肉、魚などなど。
↑こちらのグループ2は、素材から作ったものです。海水から作られた塩など。
↑こちらのグループ3は、グループ1と2を使って作られた料理のことです。
NOVA分類では、1・2・3まではOKということです。ではいよいよグループ4にいきます。
↑こちらのグループ4は、パックされた製品です。添加物が入っています。プロテインやサプリメントや乳児用調整粉乳もこちらです。
↑こちらでは、超加工食品は見たら分かるものが多いこと。成分ラベルを見て、乳化剤や着色料といったものが書いてあるかをみたらわかるといっています。
↑こちらでは、上記の食品物質が1つ以上含まれているかで超加工食品とわかるので、覚えておくと良いです。
グルテン、マルトデキストリン、ブドウ糖、フルクトースなどなど、結構当たり前に入っているので裏表紙を見てみてくださいね。
↑こちらの低糖質パンと次に出てくるホットドックの脂質を見てみてください。こちらの低糖質パンの脂質は、14グラム。ではホットドックは?
↑ホットドックの脂質は、15グラムとほとんど差がありませんね。
これでは、低糖質パンとはダイエットに向かないのては?
そもそも超加工食品ばかりでは、ダイエットには向かないと以下の研究論文から証明されているので、超加工食品を知らずに選んでいる方は、データをしっかり見てみてください。
↑こちらでは、カナダで食事するものの54.9%、およそ半分以上が、超加工食品から摂取されているデータです。
↑日本人も、18〜39歳の人は49%もの人が超加工食品を摂取していて、食材ではなく超加工食品で身体が作られてきています。60〜79歳の方は、定年退職されて家で食材から手作りごはんが増えるので、超加工食品の摂取が減っています。
↑こちらのデータと以下のデータを見ていきます。
上記では、肥満率と超加工食品摂取の関係は分かりづらいとあります。
↑こちらでは、超加工食品を食べれば食べるほど肥満になるといっています。超加工食品摂取で食べる量が増えていってしまうということです。
確かに手作り料理より、超加工食品の手軽さは、食事による満腹感や満足感は少ないように感じます。
↑右の表は、食べる速さです。超加工食品の量が増えるほど、体重が増えていきます。
↑食事を食べると、食事誘発生熱産生が出て代謝が上るのが普通ですが、超加工食品は手作りと同じカロリーを食べても、代謝が上がりません❗体脂肪になりやすい為に太りやすいんです。
↑こちらでは、広告をバンバン打って超加工食品が選ばれる日本になっている危なさが書かれています。
便利で間食しやすい超加工食品。ながら食べにもなり食べ過ぎてしまいます。
ではいよいよ、以下から超加工食品を摂取すると、身体にどんな影響があるのかお伝えしていきますね。
↑こちらでは、冠動脈疾患や脳血管疾患のリスクが増えることを発表しています。
↑こちらは、全く日本では知らせてもらっていない危険なことで、びっくりしました。私は知れて良かったです。
コンビニ弁当を温めたり、冷凍食品や冷凍弁当を再加熱するときの、包装材料のビスフィノールAという乱化学物質が冠動脈疾患になる確率を高めています。これにはびっくりしました。アティーナではスタッフのお昼ご飯を用意していますが、冷凍弁当を解凍する時にお皿に移して温めてもらうように、この勉強をしてから変えました。
↑昨今大変増えているうつ病や不安症状ですが、超加工食品の摂取量が多いことも、リスクが53%も高くなるのですね❢
↑超加工食品が多いと虚弱にもなりやすいとは!アティーナスタッフで、超加工食品が多い虚弱のスタッフが何名かいますが、こちらも深刻な問題です。
↑そして、これは恐ろしいですね😱全てのガンのリスクや乳がんのリスクが、超加工食品を食べることで高まるとは☠周りの大切な方に、この事実を教えてあげて欲しいです。
↑こちらの図では、超加工食品を摂れば摂るほど、身体の中が炎症していくという図です。怖い事です。
↑こちらも超加工食品の摂取量が多くなるほど、身体の中が炎症していくデータになります。
↑食品添加物や乳化剤は、かなり多くの食べ物に入っていますね。裏表紙を見るとびっくりするくらい入っています。
それを食べるほど、身体は炎症して腸の状態が悪くなり炎症性腸疾患になるのです❢
アティーナのスタッフも、腸の状態がまだまだ良くない子が何人もいます。腸の状態が健やかになると、肌が綺麗になります。もちろん健康にもなるので、超加工食品を摂らないように、裏表紙を見て、食品選択をしていって欲しいです。
↑もう、言うまでもないですが、もちろん超加工食品が多いほど死亡率が上がります。
↑アティーナのスタッフでも!毎日超加工食品を食べているスタッフが何人かいます。
自然の食材ではなく、超加工食品で手軽に食べられる物を選べば選ぶほど、死亡率が高まるこのデータを思い出して欲しいです。
↑こちらにありますように、まずは裏表紙を見ること。調理には、シンプルな味付けが身体には良いと知っておくこと。加工食品とは、手料理のこと。食材から手作り料理をしていくこと、超加工食品を避けるようにすることをオススメします。
街で配られている試飲のエナジードリンクは、超加工食品です。プロテインも主食にはなりません。甘いプロテインの時点で、超加工食品だということです。
身体に良いと広告されていたり、勘違いを起こす食べ物や飲み物は沢山あります。
知識をしっかりもち、超加工食品を避ける選択をしていって欲しいです✨
アティーナのスタッフに、この超加工食品の勉強会をしました。
あるスタッフは、自分が美容師なり立てのときに、コンビニ食ばかりだった頃は、手荒れがひどくてメンタルも弱かったと話してくれました。
またあるスタッフは、子ども産んで母乳から離乳食になる時に、離乳食作るのが面倒で、もう出来上がった離乳食を買ってたけど添加物が多かったから、知れて良かった!と話してくれました。
あとは、コンビニ食や超加工食品ばかりの頃は、今より10キロ体重が多かったそうです。
またあるスタッフは、最近忙しくコンビニ食が多いけど、身体に変化ないから別に良いかなーと思っていた。でもこの勉強会で身体にいかに悪いか知れて良かったです!と言っていました。
食べることは生きること。
どんな食べ物で身体を作っていくのか?
選択するのは自分なので、知識をつけていきたいですし、いつまでもイキイキと元気に美味しいものを食べられる身体でいたいと思います✨
皆さんも裏表紙見て、しっかり選んでいってくださいね🔍
今日は、長々となりましたが
栄養コンシェルジュ創設者の岩崎先生が、とてつもなく大切なことだと熱を込めて研究論文を集めて勉強会してくださったので、私もこの情報を正しくお伝えせねば!と熱を込めて書かせていただきました。
最後までお読みいただきありがとうございました😊