たんぱく質っていくら食べても大丈夫?
こんにちは、マネージャーの大久保晶子です。
今日のブログも、栄養コンシェルジュ協会の創設者の岩崎先生が、栄養コンシェルジュ受講者の方からの質問を取り上げ、レベルⅠとⅡの素晴らしい論文を80〜200読んでから、質問に答えてくださった事と、そこから私が感じたことをお伝えします。
今回の質問は
「タンパク質と腎機能について質問があります。タンパク質をとり過ぎると腎機能に影響があるという情報もあれば、タンパク質をとり過ぎても腎機能に影響しないという情報も目にすることがあります。実際にはタンパク質と腎機能の関係性はどのように考えればよろしいでしょうか?」
この質問からまずは
こちらのスライドで言いたいことは、腎機能に問題がある人は、たんぱく質は悪くする。
健常者は、高たんぱく実験データは無い。5年以上経過を見ないと出てこないので、倫理委員会で通らないそうです。動物実験はあるそうです。
そこでマウスの実験↑
マウスに高強度の運動負荷を与えて、たんぱく質は倍量与えたら、腎機能は低下しました。
GFRとは、身体の中で要らないものを濾過している数値。たんぱく質を食べ過ぎると、腎臓は頑張らなくちゃいけない!となります。
このGFR上昇率は、上記の表で牛肉58%、大豆11%など頑張り具合いの数値。
私は、この数値の違いを面白いなぁと思いました。食べるものによって、濾過するのに腎臓に負担かけているんたなーと思いました。
私は、朝は納豆などを食べて、昼に牛肉や豚肉など食べていますが、昼の方が腎臓は濾過に努力してくれているんだなーと想像してしまいました。
↑こちらは、何かしら腎臓に障害が出てくると…
数値を見てみると驚きました!
頑張れなくなっています。
↑糸球体とは、糸が玉のようになっていて、細いしここに負荷がかかるんです。
負荷の原因は色々あります。水分不足やスポーツをやる、太り好き、高血圧、頭痛薬の飲み過ぎ、サプリ摂取、添加物、あと年に4回以上高熱を出すと透析のリスクもありとのこと。
これは、生きている限り糸球体には負荷がかかっているという事です。
なので、健康じゃあ無くなったら、たんぱく質制限をしましょう。
健康診断などでGFRの数値を見て気をつけてみましょう。
↑糖尿病は、腎臓も悪くなりますね。
糖尿病は色々なリスクがあるので、健康的に食事改善しないと大変なことになると思います。
まとめますと、スポーツをしていても腎臓に負荷がかかっているから、いくらたんぱく質を食べても良いという事は無い、ということです。
腎臓の数値を見て、まずは水分足りてるか?生活習慣は乱れていないか?暴飲暴食や睡眠時間など、改善できるところから見直したいと思います。
腎臓は努力してくれて、濾過頑張ってくれていて、病気になると頑張れなくなる、ということを知ってからは、あまり負担かけたくないなーと想像できるようになりました。
腎臓の数値に注目して、自分の腎臓は濾過まだ頑張れてるかな?と気にしてみると良いですね。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます✨