from Manager

Attina合宿1日目の様子〜2年ぶりの合宿は、スタッフがものすごく楽しそうで嬉しい〜

2021.05.20

コロナ禍で、去年は春&秋のAttina合宿を見送りました。

そんな今年は、ソーシャルディスタンスをしながら
合宿ができる施設を探しに探して

実際には30人宿泊できる施設を、11人という贅沢さで
貸し切りさせていただきました。

毎日検温していますし、消毒ももちろん持参。
lunchは黙食で行います。

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今回お世話になりました「kinsenkan」

海の目の前に建つこの建物は、天然鉱泉もあり
BBQもできて大広間もあり、のびのび研修できて最高です!

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まず、合宿のテーマ

今回のテーマは
「I am owner」です。
人生は、誰かがやってくれるものではありませんが、
つい、誰かのせいとか何かのせいにしがちです。
そこに、オーナーシップを持ち込むにはどう在ることが大切なのか?
あなたがオーナーなら、この仕事はどう世界が変わるのか?を見ていく2日間にします。

最初の回は、稲盛和夫さんの「心」の本を読んで
10分間プレゼンをしていきます。
それに対して20分みんなから質問を受け答えしていきます。

問1 課題図書から何を感じましたか?3つ選んで、その意味も教えてください。

問2 「リーダーシップ」とは何か?自分が思うリーダーシップの定義を話してください。

問3 2021年は、どんなリーダーとして具体的にどんな行動をとりますか?
具体的に述べてください。』

この問いからスタッフが一生懸命課題図書に向き合い
プレゼンしてきたので、私が新しくスタッフ1人1人を発見する意図で、何を言いたかったのか?もう一度改めて振り返りの時間をつくりここに記録しようと思います。

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トップバッターは恵比寿店のリーダー米山忠輝。

まず、彼がどんな風だったかを振り返ると
Attinaに入社する前、他の美容院で3年働きそれからAttinaに3年前に入社しました。
3年前、合宿に参加した頃あまりにもこういった心の教育が初めてでビックリしてしまったらしく
目は泳ぎ、態度はオドオドしていて、声はものすごく小さく
プレゼンは私も覚えていないくらいですが、あんまり本心を話せていなかった印象はあります。

それが、3年Attinaで揉まれリーダーにまで成長し
この合宿に参加してトップバッターで堂々とプレゼンしている米山を見て、私は胸が熱くなり目頭も熱くなり
集中して聞かなくちゃ!と思いながら彼の心のこもったプレゼンに耳を傾けました。

米山が話ししていたことをザックリとノートを見ながら振り返ると

課題1
「心」P25から
・自分が言ったことをやらない時、気分が落ちて自分はダメだと思うが、言ったことをやって成長しているときは気持ちが楽。最近は、イキイキしている自分を発見している。
小さいことの積み重ねが大切なんだ。

P99から
・1on1でも話していて思うが、「言葉が世界をつくる」
例えば苦手な人がいたりして、“起き”を創作する。それによって人の見方が一瞬で変わる。
出来ない、無理だと思っていることも
出来る!と思ってのぞむことが書かれていることから
いつも1on1で話していることだと思う。

P147から
人間としての「正しさ」を経営の原点に置く

・人として正しいというところはわかるが、Attinaと言っていることが違う。


ここのプレゼンは、私も(帰ってから誠二さんと話したら、ここは彼もわからなかったから深く聞きたいと)わからなかったので、ぜひ1on1やまた改めて聞きたいと思いました。
否定なのか肯定なのか?
米山が何を言いたいかが掴めなかったので、興味があります。

課題2
リーダーシップとは何か?
・ワクワクして、人に元気を与える人
何故そう思うか?社長と未来の話をしているとワクワクする。社長のように、オーバーなリアクションを取るようにしている。

課題3
2021年どんなリーダーとして行動するか?
・お店の大黒柱として、自分の体調管理を万全にする。
スタッフの体調管理に気をかける。
今後一人一人スタッフと向き合い関わる。

このような事を発表していました。

この後、他の人からの質問に対して答えていきますが

印象的だったのは

表参道店の青木からの質問で
「出来ない!と思った時、どう回復させるか?」と聞かれ
米山は
「自分がダメだ!と思った時、自分はこのままで良いと最近は思う。大体ダメだと思う時はやると言った事をやっていない時。モヤモヤがある時、やるとスッキリする。」
と言うような答えを言っていて、
青木も、自分がダメだに陥りやすいタイプなので
とても興味があるのだなと思いましたし、
米山の自分がダメだ具合いは、人に貢献できるなぁと思います。

私も自分がダメだに陥る事があるので、米山の気持ちがわかるのですが、彼は私が同じ悩みがある事を話すると毎回純粋に驚きます。

誰だってあるんだよーって言いたい(笑)

どんな事柄があって自分がダメだと思ったかのストーリーを他人にただ聞いてもらう。
そして、そのままストーリーを信じても良いし
他に可能性をつくり、行動していってもいいし
選択は自由です。

ただ、自分にパワーを与える言葉を創作して生きる練習をしてみると、米山のようにたったの3年で別人のように
イキイキしたリーダーになるのだなぁと、
プレゼンを聞いていて、彼の在り方を見ていて深く感動しました。

練習って大事。
最初からうまくできる人なんていないもの。
だから、練習していくし更にレベルアップする為に
自分の課題を見つけていくんだなと思います。



彼が課題3で言っていた
お店の大黒柱として健康管理をしっかりすると言っていたことも、本当に大切な事だと思いました。

健康面は、メンタルも深く関わります。
自分がダメだ!とか、体調が不安です。とか言っていると
本当に自分で病気になります。

自分で病気になります。(重要なので2回いいました。)

ここがポイント。

稲盛和夫さんの「心」でも言っています。
自分の心が引き寄せるのだと。

病気になりやすい人は、ここの部分を鍛えていくと良いですね。

米山は、メンタル面も成長していて
ここの部分も鍛えていっていますし、
リーダーになって、健康管理の大切さも深く掴んでいるのだなと思いました。
ぜひ、他のスタッフへも自分の会話をシェアして
力つけてあげて欲しいです。

そして、次に発表してくれたのは、
表参道店のリーダー 野口琴音です!

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まずは、彼女がどんな風だったかというと
Attinaの生え抜きで、今5年目になります。
1年半でスタイリストになった、スーパー頑張り屋!!
彼女は決して器用ではありませんが、努力する能力が高いです。切羽詰まると異常に燃えます(笑)

入社したばかりの頃はぶりっ子で、プレゼンで言っていることも幼稚で途中何を言いたいかわからなくなっていましたが、

今はもう大人の女性として、みんなを守らなくちゃ!という責任感が溢れていて、スクリプトも5回くらい書き直しして事前に準備していて、落ちつきと貫禄を感じました。

そんな彼女のプレゼン内容をザックリ

課題1 「心」から
P38 「よいときも悪いときも感謝の思いで受け止める」
・自分が調子が良いときは感謝できていても
大変なときや、辛いとき、感謝できているか?
神棚は無いが、1日あった事を寝る前に感謝してみる事を一週間続けてみた。
今後も続けてやってみよう!

P93 「天から与えられた富も才能も社会に還元する」
・社長が「死ぬ前に世界に貢献したい。」「カットの技術を伝えていきたい。」と言っていた時、
自分もヘアニストやカラーなど勉強した事を他のスタッフに伝えた時、「みんなの役に立てたかも」と嬉しい気持ちになったり、「どうしたら伝わりやすいか?」と考えている時楽しかった。

講師の仕事とかやってみたい

と思った。

P174「どんなときでも、心の手入れを怠らない」
・マイナスな気持ちに気づけるようになるには?どうしたら良いかをお客様に質問してみた。
あるお客様が、「自分の気持ちを5段階評価」してみては?ニコちゃんマークみたいな顔の表情で評価してみるとわかりやすい。と聞いたことのアイデアを参考にしよう。

何故、マイナスな気持ちに気づきたいか?
それは、自分だけで無く、周りへの影響が大きいから。
自分が笑顔なら、周りの人も笑顔になる。

問2 リーダーとは、誰かのために自分の力を使える。
安心と信頼がある人。
この人なら命を預けられる、信頼できる、という人。
良いチームになるために、今必要なことは責任感を持ち
相手の良さを引き出すこと。

問3 どんな時でも、暗くならないように意識している。
雰囲気が良くなるようにしている。

今後、講師や先生のように、今の知識を伝えていきたい。

ここまでが彼女のプレゼンで、ここから質問タイムでしたが、印象的だったやり取りなど

米山が「自分が伝えたいことがうまく伝えられない時どうやっているか?」
という問いに、野口は「伝えられないという課題がある」とのこと。
お互い、リーダーとして言いたいことが伝わらないジレンマがあるのだなぁと思い、もっと2人が悩みを共有していってもいいなと思いました。

彼女が「愛」とは人の為に言う、伝える事だと言っていて、お客様のために言いたくないけどスタッフに言わなくちゃならない時、こんな風に伝えているのかなと思い、素晴らしいと思いました。

あと、誰かが「感謝」について質問していて
野口が「お客様に研修の事を話するようになり、ここ1年で感謝が生まれた。」と言っていたことが面白いなぁと思いました。
野口は、自分の課題や1on1でのことや合宿や色々なトレーニングの事をお客様に良く話しをしているようです。
お客様によっては、自分の仕事の事をお話してくれたり
アドバイスしてくれたりして、それが取っても勉強になるそうです。
夢だったり、ビジョンだったり
人に話をする事で、広がりが生まれます。
話を聞いている方も、自分だったら?と何かしらのインスピレーションを受けるかと思います。
こういった会話を美容院でできるのは、とても面白いと思います。

野口は、このプレゼンを考える上で

自分の頭の中だけで会話をしないで、お客様や他者に話をする事で、新しい自分の興味関心の分野を発見しました。

ここが大きなポイントかと思います。

自分で考えることには、限界があります。
だからこそ課題図書があり、そこから探求しますが
その探求にも他者が関わることで深みが増します。

課題図書の質問を考えながら、今回のようなスタッフに教える機会があり、野口の中では「伝えることの楽しさ」を発見したのでしょう。

今回は、スクリプト5回書き直し
準備期間をしっかり作ったのが、彼女の成長に繋がっていて素晴らしいと思いました。

あと、5人のスタッフのプレゼンの振り返りは
また次の機会にまとめていきたいと思います。

今後の1on1や、色々なトレーニングや
秋の合宿への参考になるかと思います。

そして、こちらにも合宿の様子なども流していこうと思いますので、興味ある方はご覧ください。
チャンネル登録などお願い致します。


You Tube番組
「Attina大人の美髪チャンネル」
https://youtube.com/channel/UCjqWJ_3P-5YcOHrQDdP_2CA




Attinaホームページ
https://attina.net/

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