髪のハリ・コシ・艶と栄養学
こんにちは、マネージャーの大久保晶子です。
今日のブログも、栄養コンシェルジュ協会の創設者の岩崎先生が、栄養コンシェルジュ受講者の方からの質問を取り上げ、レベルⅠとⅡの素晴らしい論文を80〜200読んでから、質問に答えてくださった事と、そこから私が感じたことをお伝えします。
今回の栄養コンシェルジュの質問は
「年齢と共に髪にハリコシが無くなったり、うねりが出たり、パサつきがひどくなったりします。肌は野菜の摂取量が増えればテロメアが長くなり老化の速度が遅くなると以前教えていただきましたが、髪にも有効なのでしょうか?」
という質問です。
我々美容師にとって、非常に興味深い質問です。
岩崎先生は、こんな論文から答えてくれました。

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動物実験の研究論文の毛包のことですが、メラトニンとあります。
メラトニンは、脳の松果体で分泌されるホルモンで、睡眠や覚醒のリズムを調整する役割があります。睡眠ホルモンとも呼ばれます。

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抗酸化作用があるものは、頭皮細胞にも良い。髪がサラサラになる。
カシミアのヤギの毛量が増え、毛が長く艶が良くなる研究論文です。
メラトニンの働きを調べてみました。
・体温や血圧を下げて眠気を誘う
・質の高い睡眠へと導く
・繁殖や渡り鳥の飛来などの季節性リズムの調節に関わる
・日々の体温、ホルモン分泌などの概日リズム(サーカディアンリズム)の調節に関わる
メラトニンの分泌
・夜になると増加する
・朝日などの強い光を浴びると減少する
・網膜がわずかな光でも感知すると分泌が抑制される
メラトニンの合成
・必須アミノ酸のトリプトファンを原料として合成される
・脳の松果体で合成される
・生合成されたメラトニンは細胞内で貯蔵されず速やかに細胞外へと分泌される
メラトニンのサプリメントも出ていて、薬とみなし使用を規制する国もあります。

↑2次毛包は、これから生える毛の密度が高まる事です。
岩崎先生は、メラトニンを摂る量を間違えると鬱になるリスクがあるから気をつけようとお話していました。

上記のように、メラトニンと毛髪再生には
夜はぐっすり眠ることが大切だなと思いました。昼夜逆転の生活だと、髪にも影響ありますね。
加齢により分泌が低下、食生活や酸化ストレスや炎症をおこすことから、抗酸化作用のある野菜を沢山食べることは、髪にとっても良い事だとわかりました。
添加物を減らす努力も必要ですね。
日光を浴びることも大切です。1日15〜20分くらい。ただし、紫外線にさらされると髪にはやはり良くないので、アティーナだったら新しく出た03の「マモル」が、髪を守ってくれます。
除草剤など使っている方は、吸い込むのに注意が必要です。
最後に、規則正しい生活と食生活も国産野菜を摂るなど、生活習慣に気をつけることが、髪にとって大切なのだとお話してくれました。
ちなみに抗酸化作用の野菜は、紫の飲む粉野菜が気楽に摂れます。
https://shop.attina.net/items/75148044
私がいつも持ち歩いて、外食前に必ず飲む粉野菜です。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。