サロンで熱いトーク!!まるで経営会議のよう
今年の6/16にオールインクルーシブサロンAttinaの3店舗目を、横浜の元町にOPENしました。
先日、お店作りにあたってお世話になった方達をお呼びしてソーシャルディスタンスでささやかなお祝い会をしました。
ケータリングの感じの良さ
ご近所のチーチョスというイタリアンでお料理を届けてもらいました。
ケータリングを考えるにあたり
シェフの武本南さんにお願いしましたが
ご予定がありましたので
ご近所で選ぼうとおもいました。
チーチョスは、以前行った時にとても感じが良いスタッフの方で、明るい接客だったことを覚えていました。
やはり、味もそうですが
感じが良いスタッフがいるレストランは印象に残りますね。
いつも接客を受ける場所に行くと、勉強になるなぁと自然に観察しているのですが
隣にいる誠二さんも大体同じ反応なのが面白いです。
感じが良いスタッフがいる時は、とてもいい気分になりますし、お料理も美味しく感じます。
逆もしかり。
なので満足した時も、していない時も
していない時こそ、自分毎に感じ
いつも肝に銘じます。
こんな体験をするんだな、と。
・デザイナーとアーティストの違い
この日は、デザイナーの方が多く
デザイナーとアーティストの違いについての熱いダイアログになりました。
Attinaのカタログ作りでのデザイナー、ライター、お世話になっているメーカー、
WEBデザイナー。
仮にAさんが
「美容師さんは、デザイナーになるあまりに
御用聞きではないですが、お客様の言った通りのデザインしか提供できない人になってしまいました。美容師は、もっとアーティストであるほうがいいと思う。」というような事を話し始め、
そこからダイアログスタート!
Bさんは
「でも、自分もデザイナーだからわかるけど
自分の作りたいものと、お客様の想いを擦り合わせるのがデザイナーだから、美容師さんも近いんじゃないかな?」
Cさん
「アーティストは、自分の作品をつくる人だからクライアントはいなくてもOK。でもデザイナーはクライアントがいる。だから美容師さんは、お客様へのデザインだからデザイナーじゃないか?」
またまたAさん
「今までの美容師さんは、デザイナーでしたが
本来アーティストは、哲学がある人で
自分が出会って素晴らしい美容師さんはみんな哲学がある人で。だからこそ美容師さんにはアーティストとしてお客様に本当に綺麗になることを哲学をもって伝えて欲しいんです。御用聞きになっていないで。」
Dさん曰く
「言わんとしていることは、なんとなくわかる。けど、それはアーティストなのかな?」
Eさんは
「職人だったら伝わりそう。アルチザンだと違うんだよね。」
Aさん
「アルチザンも考えたけど、ちょっと方向性が違うんですよね。もっと美容師さんのために、みなたいな。」
私もAさんの言わんとしていることも、他の方の言わんとすることもなんとなくわかる。
「美容師として、お客様のやりたいデザインに寄り添いつつ、Aさんの言うようにヘアニストとしてのプライドをもって家でのケアや、そのデザインをやるために必要な事を伝えていきたい。」と言ったら、
Kさんが
「美容師さんが思っているより、お客さんは髪のこと素人でわかっていないよ。そして美容院でシャンプー中とかで色々教えてもらえても、全く耳に入って来ないんだよね。」
「ではどうしたら耳に入ってくるのか?」と聞くと
「ケアについて知ろうという心理状態じゃないと、入ってこないかも。You Tubeで観るとか。」とのことで、私達がやっている動画のシャンプーのやり方のものを見せると
皆さんから
「これは綺麗に撮りすぎてて真似したくならない。」
「課題を最初に上げたほうがいいかも。」
「そもそも、なんでこの洗い方しなくちゃいけないのかの面白い説明が必要かも。」
と様々なご意見いただきました。
アイデアいただき、改善していこうと思います!
熱いダイアログは続き、
そこから話は、経営会議のようなモードに。
どうしたらこのオールインクルーシブサロンの良さをもっと多くの人に届けられるだろうか?
この課題に取り組んでいて
こんなに素敵なメンバーで、この課題を真剣に考えてもらえるって、幸せ過ぎます。
なんだ?この空間!!
と鳥肌が立ちながら、じっと聞いていました。
Tさんもキラキラした瞳で、
「この会議、定例会にしようよ!」と言っていて
嬉しそう!
以前、コロナ前は
自宅でサロンジーナと称して、色々な分野で活躍している方をお呼びして、このような対話形式のパーティーや、飲みながらなのにお題からの
3分プレゼン、その後質疑応答のパーティーを定期的に行っていました。
私がその場にお呼びするのは、
世の中をもっと良くしたい!という熱い想いをお持ちの方だけ。
ビジョンがあり、そこに一貫した行動をしている方をご招待して、飲みながら語り合う場をつくっていました。
これが最高に楽しいんです!
そのサロンジーナを思い起こさせるパーティーになり、とても嬉しい気持ちになりました。
また定例会としてお呼びしようと思います!!