サルコペニア肥満について
こんにちは、マネージャーの大久保晶子です。
今日のブログも、栄養コンシェルジュ協会の創設者の岩崎先生が、栄養コンシェルジュ受講者の方からの質問を取り上げ、レベルⅠとⅡの素晴らしい論文を80〜200読んでから、質問に答えてくださった事と、そこから私が感じたことをお伝えします。
今回の栄養コンシェルジュからの質問は
「サルコペニア肥満の栄養指導について」
です。
サルコペニアは、筋肉量の減少や筋力の低下を指すのに対し、フレイルは身体的・精神的・社会的な衰弱や虚弱を指す概念です。サルコペニアはフレイルの原因となる症状の1つです。
ウィキペディアで調べると↓
サルコペニアとは、加齢による骨格筋量の低下と定義され、副次的に筋力や有酸素運動能力の低下を生じる。筋肉量の低下を必須項目とし、筋力または身体能力の低下のいずれかが当てはまればサルコペニアと診断される。量を制限する食事療法はサルコペニアのリスクを高めると指摘されている。
とあります。
なので、サルコペニア肥満と聞いて
え?そんなのあるんだー!とびっくりしました。栄養コンシェルジュの勉強会では、知らないことを知れて非常に興味深いです。

↑こちらの論文から岩崎先生がお話してくれました。
肥満は、脂肪を減らすことが大切です。これは高齢者でも若い人でも変わらないことです。
肥満になると筋力が落ちてしまう可能性がある
一部の人では、筋力はある
高齢者の筋力が低下してくると、フレイルになり筋肉量が減り、歩けなくなる。太っている高齢者でサルコペニア肥満という新しい肥満が出てきた。

↑2018年の時点での、サルコペニア肥満の予防と治療法
現状のところで、食べたものを同化させないようにするとありますが、研究されているがまだ見つかっていないということ。
〈可能性〉のところでは、まだエビデンスがないから「思われる」と書いてあります。

↑サルコペニア肥満の定義ができた。
40〜75歳までって、もっと高齢からかと思っていたら若い年齢から対象になるんですね。

↑まだ最新の論文ですが、子どもが出てきています。これは怖いですね。

↑こちらは、コロナの影響で子どもが運動不足になってきて、子どもでもサルコペニア肥満になってきてしまっている、とのことです。
上記の8歳くらいの子のデータで、BMI25.5!これは肥満。ウエストも肩甲骨も、分厚いです。
ハンドグリップ(握力)、握力をBMIで割ると、体重に対して 筋肉量はあるのに、筋力が減るという…
食事摂取量や睡眠は変わらないが、座っている時間が長く、ジャンクフードが多い。

↑では、どうしたらいい?
酸化ストレスとありますが、酸化を防ぐのは抗酸化です。
酸化しやすいということは、抗酸化能力の低い人ほど、なりやすいです。
対策として、抗酸化物質を食べると良いです。野菜には沢山の抗酸化物質が含まれます。
〈酸化ストレスによるサルコペニア肥満のメカニズム〉
活性酸素種(ROS)が細胞内ダメージ炎症して、免疫が落ちて、更に炎症を起こして悪循環になります。
運動と、たんぱく質と、野菜を食べることは
とても大切です。

デスクワーク多くなる日も、家でこもりきりにならずに、1日8000歩目標に歩いてます。

栄養コンシェルジュとして、野菜はたっぷり摂ろうと思っています。
旬の野菜には、力があるので
抗酸化能力も抜群ですよ!

こちらの飲む粉野菜も、凄い野菜だけのパウダーで、抗酸化能力やエクソソームが一粒で何億個と入っていて、素晴らしいです✨
絶対に持ちあるいています。🍅
できることから対策して、周りにいる大切な方にも
栄養の情報はお伝えしていきたいと思います。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます😊