栄養10年
こんにちは、マネージャーの大久保晶子です。
今日のブログも、栄養コンシェルジュ協会の創設者の岩崎先生が、栄養コンシェルジュ受講者の方からの質問を取り上げ、レベルⅠとⅡの素晴らしい論文を80〜200読んでから、質問に答えてくださった事と、そこから私が感じたことをお伝えします。
今回の栄養コンシェルジュの質問は
「最近お客様から「食品添加物って身体に悪いんですか?」ってよく聞かれます。例えばプロテインバーとか、冷凍食品とか、便利ですが裏を見たらカタカナの成分が多く不安になるという方がいます。添加物は避けた方がいいでしょうか?それよりも気にするべきことがあるでしょうか?」
という質問です。
こちらは、まずは目的によりますね。
ダイエットが目的なら、甘いジュースを飲むくらいなら、ゼロカロリーの飲み物をオススメします。
健康にとってゼロカロリーはどうか?と聞かれたら、ゼロカロリーの飲み物にはビタミンCなど添加物が入っているので、気になるようでしたら水をオススメします。
そしてまずはこちらから↓

↑国連のプロジェクトで、2016〜2025年「栄養10年」を掲げました。
それは、上記の通りですが
私たちは、食べ物を食べ続けなければならないし、食物を作り続けなければならない。産業革命以降、自然界を破壊して作ってきた地球で生きる上で、栄養10に取り組まなければならないのです。
そしてこちらのNOVA分類を世界の人々が認知出来るようにしようというプロジェクトです。
日本では伝えていないし、浸透していないのが現状で、もう栄養10は2025年で終わりになることを知っておいて欲しいです。

↑2000年に入り増えたのが、NOVA4の超加工食品です。

↑NOVA1は、未加工・または最小限の加工食品です。

↑NOVA2は、加工食品原料です。

↑NOVA3は、お母さんの手料理やシェフの料理です
ここまでは、1900年代まで食べられていたものです。私の生まれた1977年も、ほぼここまでの物で育ちました。
では2000年代に入り増えたものは?↓

↑NOVA4超加工食品です。
味覚を麻痺させて、美味しく感じさせるものです。しばらく置いておけるので、災害の時に便利です。原材料がとても安いです。例えばミートボールは捨てるような肉ではない物を使っています。そして成分は化学的なものです。

↑こちらのグラフは、衝撃的です。日本は、超加工食品の摂取量トップ3位に入っています!1位アメリカ2位イギリス、僅差で3位日本。やはりヨーロッパは意識が高いので、低い順位です。

↑以前もお話しましたが、超加工食品の摂取量が増えた事で日本人のガン発症率が上がっています。日本人だけです。ガンが増えているのは。

↑超加工食品を用いたサンドイッチと手作りのNOVA3のサンドイッチでは、カロリーが同じでも“体脂肪になるのが違う!”んです。
なので超加工食品の食生活は、体脂肪がつきやすいです。

↑手作りのご飯と、NOVA4超加工食品の食べ物では、代謝の上がり方も違うので、消費エネルギーも違います。

↑心血管疾患のリスクも高まります。
栄養10年プロジェクトで、NOVA4超加工食品による様々な健康被害のデータが出てきます。

↑高齢者の虚弱になる確率も上がります。

↑身体の中が炎症を起こし、様々な健康被害が出てきます。
ただ、超加工食品は安価で手軽なのでアティーナのスタッフも、超加工食品の恐ろしさを伝えても中々食生活の改善は難しいです。それにより、様々な健康被害は出ていますが、それでも手作りのご飯をつくる手間に負けています。工夫すれば10分で手料理できるのですが…
出来合いのお弁当には、食品添加物やNOVA4が入っていることの方が多いです。安い牛丼屋さんのお肉や材料も不安です。
ものすごく稀になら良いのですが…
すべての身体の不調や未病、原因不明の体調不良は超加工食品の撮りすぎだなぁと、スタッフを見ていて思います。
超加工食品の摂取量が少ないスタッフは、体調管理も上手くて仕事も休みません。若い時から自分を躾けて手料理を作り体調管理してほしいと思います。

↑どんなに良い化粧品を使っても、超加工食品の摂取量が多ければ老化速度は止められません。身体の中から超加工食品の摂取量を減らしていかなくては、老化速度は上がるばかりです。

↑時間が無いから仕方ないじゃん!という理由にしては余りにも、健康費用対効果は悪いです。
薄毛や肌荒れ、太りやすい、虚弱になりやすい、臭いも出てくる、ガンになりやすい、細胞が老化する。
NOVA4超加工食品は、様々な健康リスクを高めていました。身体を壊してお金を使っているのです。
超加工食品摂取量第2位のイギリスは、栄養10年で頑張りました!イギリス人の73%はNOVA4を知っているというデータが出ました!
では、日本人は?全く浸透していません。
これはCMでNOVA4超加工食品のスポンサーばかりで広めていないという事です。
国民が大切ではないのでしょうか?
国の健康民度が下がっています。こんな事では、どんどん民度が下がります。若い人が食品添加物や超加工食品を、全く健康に悪いと認識せずに摂っているのですから。
フランスは健康意識の高い国ですが、そのフランスが踏み込みました↓

フランスは超加工食品に厳しい国です。食品添加物32種の毒性の調査した結果です↑
着色料とか酸味料とか、日本では沢山入っていますね。
上記を見ると、ガン化したことや添加物の組み合わせによって害が出たり、臓器が変わったり細胞に遺伝毒性が出たりとデータがあります。
40%くらい害があると出ています。
アティーナのスタッフを見ていると、害は確実に出ていると思います。
忙しい時に選ぶなら…と言って毎日摂取していると、健康被害は大きいです。
我々、栄養コンシェルジュや
これから美容師の資格の栄養実践管理士が、超加工食品の健康被害の恐ろしさを、世の中に伝えていかなくてはいけません。そのためには、自分からNOVA4超加工食品との関わりをどう工夫できるのか?
色々考えて、健康被害と天秤にかけてでも手軽さを選ぶということをしない人を増やしていきたいと思います。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。