from Manager

BEAUDOUBLE(ビューダブル)の取り組み✂️

2025.06.07

こんにちは、マネージャーの大久保晶子です。

今日は、アティーナがビューダブルの取り組みに共感し、加盟店として社会的養護の子どもたちにサロンサービスを無償で提供しようと思います。

私がある会で、自己紹介の時に美容師だとお話したら、佐東あやさんという綺麗な女性が話しかけてくれました。

それは、ご自身が行っている日本初の社会的養護の子どもたちにサロンサービスを無償で提供するプロジェクトのお話でした。

私は恥ずかしなが「社会的養護」という言葉の意味を知りませんでした。

社会的養護とは、社会全体で育てること。

日本には、社会的養護と呼ばれる子どもたち・若者たちが45000人もいるそうです。

どんな子どもたちかというと、保護者がいない・保護者が養育できないなど、様々な理由から施設や里親との暮らしを送っているとのことです。

一般的に施設で支給される美容代は、おおよそ1500円。これでは、カット代にもなりませんね。

佐東さんは、子どもたちに一般常識を教える学びの場をつくったり、色々活動されています。

このビューダブルをやりたいと思ったキッカケをお話してくれました。

ある子(もう30代)の子から、「あやさんみたいに、ショートにしたよ!」とLINEがきたそうです。その子は、ロングヘアーでしたがショートのあやさんを見て良いなと思って自分で髪を切って写真を送ってきたそうです。

あやさんは、ビックリして「もっと可愛いショートにできるのに、なんで自分で切ったの?」と。

その子は、「お金も無いし、自分なんて汚い存在だから別に…」と。

そんな出来事がキッカケで、美容室で接客してもらって可愛くなった体験をして欲しい!と協力サロンを募りはじめたそうです。

私は、この話をきいて

胸がぎゅ~っと締めつけられるような感じがしました。そんなことって…

その子は、小さな頃から親や親戚から暴力や性的虐待を受けてきたそうです。施設に保護されて、自活できるようになるまでには、どれだけ乗り越えなければならない壁があったのでしょうか。想像もできません。

30代でも美容室に行けなく、自分は汚い存在と思って生きているなんて。もう悲しくて仕方ありません。

ビューダブルの取り組みで、その子は美容室にいき、だんだん自己肯定感も生まれたそうです。

「前髪を可愛くパーマしてもらって、電車に乗っている普通の女の子と同じみたい!」と思ったそうです。

美容師にできることで、お手伝いできることがあるなら、ぜひ協力させてもらいたいと思いました。

佐東さんにお声がけいただき、良かったです✨

ビューダブル加盟店は、東京に7サロンあるそうです。

私は、社会的養護の子どもたちや若者がどのくらいいるか知りませんでしたが、45000人はわかっていて、保護されていない子どもや若者もまだいるそうです。

もし、この取り組みに共感するサロンオーナーの方がいましたら、ご紹介したいと思いました。

まずは、我々のサロンアティーナのスタッフに聞いたら、「ぜひカットやパーマなど色々施術させていただきたいです!」とのこと。

ビューダブルのスタッフの方が、子どもたちや若者も

“可哀想だから〇〇してあげる”ということに抵抗がある子もいるそうです。

でも美容師はアシスタントやまだまだ成長したいスタイリストは、カットモデルさんを常に探しています。もし、イメージチェンジでバッサリカットさせてもらえたり、縮毛矯正やパーマやカラーなどのモデルさんになってくれたら、有難いです✨

美容師にとっても、その子達にとってもお互い良い事なので、やってあげたとか感じないです。

そして、おそらく普通のカットモデルさんより喜んでもらえる感じが違うかと思います。

本来、美容師が一生懸命トレーニングして

カットモデルさんやらせてもらい、喜んでもらえたら最高に嬉しいことです。

それこそ、一生懸命やらない美容師はいません。

アティーナは、全員スタイリストになりましたが、まだまだトレーニングが必要なスタイリストがいるので、ぜひビューダブルで腕を磨いていって欲しいです✂️

喜んでもらえるように、頑張りますし😊

こんな素敵なビューダブルの活動にご興味ある美容師さんがいましたら、ご連絡ください。

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